戦争のない世界にするには?
今日の5校時は平和学習講演会。3年生は体育館、1・2年生は教室でのオンライン。
本校今年度の平和学習テーマは「地元の戦争被害を知る」
事前学習として、戦争体験の聞き取り調査、北中城村の慰霊の塔や証言等をまとめたVTR視聴、NHKアーカイブス「戦争と証言」視聴等を行い、本日の平和学習講演会につなぎました。
本日の講演会は「歌と語りによる平和学習~おばあの人生~」。語ってくれたのは本校出身の仲村直樹先生(現在 宜野湾中教諭)。
仲村先生のお話は、若くして戦争にかり出された直樹先生の「おじい」から「おばあ」に宛てた戦地からの一通の手紙から始まりました。自分が亡くなった後の妻や幼い子どもたちを案ずる手紙、その手紙を受け取り最愛の人を亡くしたおばあのその後の人生を、オリジナルの歌と曲を交えて北中の生徒に語ってくれました。
今日のお話は、「戦争の怖さ」よりも「戦争の悲しさ」を強く感じる講演会となりました。身近な存在「北中城村のひとりの女性(おばあ)」の人生が、戦争によってよってどのようになったか。おばあに自分を重ねることにより、戦争の悲しさ・戦争の辛さを感じることができました。
戦争のない世界にするにはどうすればよいのでしょう。今日の講演会と同じく自分を重ね、その怖さ・悲しさを感じ取ることができるかが大切なのかも知れません。
直樹先生、本日の講演ありがとうございました。平和への誓いを新たにする事ができました。
<今日の給食>
牛乳、ごはん、さつま汁、魚の人参ソース焼き、彩りはりはり漬け