本校は、沖縄本島中部に位置し、那覇から北へ沖縄自動車道で約20分、北東約16㎞の緑豊かな丘陵地にあります。学校の近くには琉球の歴史や文化を語るに欠かせない世界遺産の中城城跡や国指定重要文化財の中村家住宅など、歴史や文化の薫りと独特の地勢と自然や教育環境に恵まれたところです。
教育目標「健康で明るく他を思いやり向上心を持って自ら学び行動できる生徒」のもと、本校の教育計画に沿って、自主的・自発的に教育活動に取り組んでいます。
学級数18、生徒数539名、学校職員数52名の中規模校で、今年度の学校教育の重点目標「夢実現に向け、学び合い・高め合い・自ら磨く生徒の育成」を掲げ創立70年目を迎えた歴史と伝統ある学校で「文武両道」で多くの実績を上げています。特にスポーツ面での実績は顕著で、平成3年に女子ソフトボール部が、平成16年には男子バスケットボール部がそれぞれ全国制覇という快挙をなしています。
部活動も活発で、部活動(同好会)の加入者は約7 割、16の部活(運動系13、文化系3)と2つの同好会があります。部活動・同好会の枠を超えたボランティア活動も大変盛んで、朝の清掃活動や共同募金活動なども行っています。また、地域の行事に参加する機会も多く、活動をとおして地域との交流を深めています。
本校の大きな特徴として、夏季休業を活用して米国へ海外短期留学があげられ、これまでに70名の生徒が海外での異文化体験を実施しています。資源の少ない本村においては、人を持って財と成し全国一の教育立村を目指すべく、北中城村かかわり宣言「わった~わらば~た~ わった~学校」を推進しており、本校においては、その思いを共有し期待に応えるためにも、未来の沖縄県ひいては日本を背負って立つような自主性・創造性・国際性に富む人材育成を目指し、グローバルな視点を持った地域や県のリーダーとして、また世界でも活躍できる人材づくりに今後も邁進したいと思います。